ユーザーがゲーム開発費を先払いするゲーム会社

ニュースサイトでなかなか面白い記事をみつけました。

ユーザーがゲーム開発費を先払いするゲーム会社
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew001012032010

ユーザーから開発資金を集める。本当に面白い試みだと思います。通常の流れでは、まず自前のお金をつぎ込み開発し、販売して収益を得る構造ですから全く逆ですねー。
たしか、日本でも『北斗の拳』の映画化の際に投資家から資金を集める『映画ファンド』って形をとってましたね。

SMBCフレンド証券、「北斗の拳」の投資ファンドを個人にネット販売:ニュース - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20087275,00.htm

投資家とゲーム料金の先払いなので、違うっちゃー違いますが、大体同じことだとおもいます。企業から資金が集められないのであれば個人から集めてしまえばいい。なかなか単純明快、目からウロコですね。
ただ双方に言えることですが、これは既存ファンが存在するからこそ実行可能な戦略であり、完全新規タイトルでは難しいともいえますね。また、多くの人間から資金を集めている分プレッシャーも相当なはず…途中で頓挫なんてしようものなら集団訴訟…になるかどうかは分かりませんが、危うい橋には変わりないと思いますしね。
これが成功し、ゲーム業界の新たなモデルケースとなってほしいと思います。 …北斗の拳はどうだったんだろう…?