GDC 2010 その1
話題としてちょっと古くなってしまいましたが…GDC 2010のレポートがどんどこ上がってきています。本場に行って生の空気を感じてくるのが一番、とは言いつつもほいほい海外に行けるわけではないのでこういったニュースサイトの日本語訳レポートは重宝しますね。ありがたや〜。(=人=)
ぼちぼちと気になったレポート取り上げてみたいと思います。
いかに外注をうまく扱うかという記事ですね。外注とのスムーズな連携は大型タイトルになればなるほど重要になってきます。『いかにスムーズに、品質を落とさず、低予算で仕上げられるか』これが外注会社を使う上で命題となってくる部分かと思います。記事はサウンド面での話ですが、すべてに通ずる話ではないかと思います。欧米のスタジオではすでにノウハウが蓄積され当たり前に外注が使われています。今日本の大手企業もその波に乗り遅れるなとばかりに試行錯誤をしつつ挑戦している時期という印象ですね。日本的な作り方が悪いわけではありませんし、だからこそ日本でしか生まれないゲームも多くあるはずです。しかし時代の流れもありますし、この波に乗り遅れた企業は、この先更に大規模開発がすすんでいく業界で生き残れないのではないのは明白です。
- GDC 10: 直撮りでも凄さが分かる!『CryENGINE 3』搭載技術紹介トレイラー - Game*Spark
この辺りのエンジンは開発環境がうらやましすぎる…。なにその直感的な作り方…orz まぁエンジン作成だけに何百人とかけられるところと、その辺のチームを比較してはいけないのは分かってはいるんですが…。国内であればスクエニのクリスタルエンジンや、カプコンのMTフレームワークも十分羨ましいんですよね。あんな環境があればどんなにいいだろう…なんて遠い目しちゃいます。変形をリアルタイムで行うのも凄いですね。別モデルを作っておいて、ダメージの瞬間に差し替えなんてのが普通だと思うんですが、これだとそんな必要もありませんしね。どんどん時代は進んでいくなぁ…。
参考リンク
O-Planning ゲーム制作のちょっといい話: 【国内編】GDC2010記事一覧
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GDC2010日本公式